設立
RaidLight(レイドライト)は、フランスで1999年にBenoit Laval(ベヌワ・ラヴァル)によって設立されたトレイルランニング専門ブランド。世界で開催する100を超えるトレイルランニング、アドベンチャーレース、ステージレース参戦を経験するべヌワ・ラヴァルはその経験値とテキスタイルエンジニアのスキルを基に、より軽量で人間工学に基づいた製品を作自らがテストし開発し世に送り出しています。設計と製造のスキル、そしてエンデュランス・スポーツの実践と経験がブランドに反映されています。
ブランド名の由来は、RaidとLightの俗語で、Raid=フランスではアドベンチャーレースの意味を指し、Lightはブランドが掲げる『軽さ』=エンデュランス・スポーツにおけるアドバンテージを得られるための軽量性を追求した意味になります。
創業者であるべヌワ・ラヴァルは日本のレースにも2012年に神流マウンテンラン&ウォーク、そして2013年に日本山岳耐久レースへの出場し、2014年におけるOMMレースにも出場しています。そうした経験から日本人の資質や文化に触れ、日本をとても愛しています。
20年以上の革新
RaidLightは、1999年に、サンテティエンヌからそれほど遠くない標高1,000mのピラト山塊のサンジュネストマリフォーで生まれました。
べヌワ・ラヴァルは、テキスタイルエンジニアとしてのスキルと、10歳からあらゆる形態で実践している登山とランニングへの情熱を組み合わせて、トレイルとレイドの製品ブランドであるRaidLightを作成しました。設計と製造のツール、練習と運動の経験、独自のプロトタイプを作成したいという衝動は明白でした。RaidLightは、10の製品、小さなWebサイト、2つの架台を備えたガレージの多くのスタートアップのように始まりました。
チーム全体による20年以上の作業と、顧客やサプライヤーと共有する情熱により、RaidLightは今日のベンチマークブランドになりました。
超軽量MP +ジャケットの進化
1999年の180グラムのトップR-ライトジャケットは革新的で、2019年のウルトラライトジャケットは重量が85gで、耐水圧20,000mm、透湿性25,000mmの製品を開発。他のブランドよりいち早く伸縮性に優れたメンブレンフィルムを用いたトレイルランニング専用レインシェルを世に生み出し続けています。
トレイルブレイジングパックから別のパックへ
日本では、2012年にべヌワ・ラヴァルが神流マウンテンラン&ウォークに参戦することから、日本展開が開始しました。2013年にベストセラーと言われるイタリアの伝説ランナーであるマルコ・オルモ氏との共同開発によるフロントにボトルをレイアウトした5、12,20Lのパックを発売しました。レイドライトは元々アドベンチャーレース用に大容量30~40Lのパックの発売を行い、近年では軽量化によるスケールダウンした容量の小さいサイズを開発しています。故に揺れに強い剛性がしっかりしたバックパックが最もプロダクト面で得意としています。
現行モデルのウルトラライトシリーズ、そしてレスポンシブシリーズで用いられている両脇下のダイヤル式サイズアジャスト仕様はレイドライト独自の設計と2015年から発売したノウハウとスキルを持って、世のエンデュランス・スポーツの愛好家を増やし続けています。